国内における地上デジタル放送「ISDB-T（integrated service digital broadcasting-terrestrial）」による携帯機器向け放送サービスの名称。またこの放送を受信できるテレビ付き携帯電話やカーナビを、それぞれワンセグ携帯、ワンセグナビと言う。通常分割（セグメント）は13ブロックから成り立ち、１帯域は429kHzステップとなるが、HDフォーマットのTVでは12セグメント放送と同じ方式「サイマル」を利用している。

１３セグメントでHDTV、１セグメントで通常テレビの画質となり、ワンセグは「通常のテレビチューナ内蔵」と言い換えるとわかりやすい。ただしデジタル放送であることが救い。画質はApple Macintosh（マック）が標準搭載しているH.264ベースの超小型仕様の480×240pixの映像がワンセグの大きさと考えるとよい。

テレビ画面で見る分にはそれなりだが、パソコンとりわけマック系（OSX）で見るとかなり汚く感じる。おそらく既にマックユーザは数年前よりMac標準搭載の「iTunes」などの動画機能付きマルチメディアプレイヤーで標準でH.264 1024×768の通常画質（ワンセグから見れば超高画質）で見慣れてしまっているためでは無いだろうか。