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投稿者 掲載内容
掲載日時: 2005/12/25 21:58  
運営事務局
 XoopsHP 1.06 バージョンアップ情報

XoopsHPは、Xoops上でeラーニングを実現する画期的なモジュールです。
このモジュールの原型はYoshi, aka HowardGee氏のXoopsHP 1.01です。

XoopsHPはHotPotatoesで作った問題ファイルをXOOPS上で取り扱うためのモジュールです。

課題の作成は、広く利用されているHotPotatoesという教材作成ツールを用いますので、とても分かりやすく、どなたでも効率良く問題ファイル(課題集)を作成することができます。

このモジュールにより、次のことが可能になります:
・管理者は課題ファイルをアップロードしてコースごとに管理
・学習結果を記録、メールで送信
・ユーザは自分の学習記録を閲覧
・管理者はユーザの学習記録を閲覧管理

同様の機能はWebCTやBlackboard.com、あるいはMoodleなどでも実現可能ですが、大変高価なシステムだったり、機能が豊富すぎて持て余してしまうこともあります。そこで、課題作成はHotPotatoesというツールに任せ、その課題ファイルをXOOPS上で管理することによって、コミュニティ機能に優れているXOOPSのよさを活かした授業サイトが簡単に構築できるようになります。

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<更新履歴>
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当モジュール XoopsHP1.06 は、問題ファイル(html形式データ)のアップロードに関するファイル処理関連の他に、ブラウザ依存による文字コードのPOST送出改善、タイムスタンプ表示の厳格な統一化、メール文字化け対策、および学習履歴のソート改良です。なおHTTP_REFERER(リファラー)を正しく送信しないブラウザでは、Xoops本体のセキュリティ保護仕様(include/function.php/$_SERVER[$key])のため学習履歴が残りません。
なお、この場合でも「課題受講(問題挑戦)」や「成績メールの送信」は機能します。リファラーを正しく送信するブラウザではXoopsHPは問題ありません。(基本的に1.04並びに1.05と同じエンジンです)

更にXoopsHP1.06は「複数モジュール化」を行いました。これまでのXoopsHP1.05よりシンプルに複製することができます。(複製方法などはプログラムソースをご覧ください)
例えば、レベルやジャンルの異なる課題を解答者へ提供する場合に、このモジュール複製によって「初級者編」「中級者編」「上級者編」等としてこのモジュールのアクセス制限を加えて、Xoopsの本来持っているユーザ管理(グループ管理)によって、一定のレベルにステップアップしていないユーザに課題を見せない(アクセス不可)という、eラーニングを実現することができます。(XOOPS本体のグループ管理などを用いてアクセス制限からモジュール権限を設定できます。)

XoopsHP1.04以前と異なり、XoopsHP1.06の追加モジュールは独立したデータベーステーブルを利用していますので、データベースのバックアップなどを個別に行うことが可能です。(データベースのバックアップの際は、別途バックアップモジュールなどをご利用下さい)

既に本体「XoopsHP」の他にいくつかモジュールを複製して準備しておきましたのでご活用ください。
XoopsHP01 XoopsHP02 XoopsHP03 XoopsHP04 XoopsHP05
XoopsHP06 XoopsHP07 XoopsHP08 XoopsHP09 XoopsHP10
※SYSTEM ADMINのモジュール管理でモジュール名を変更すると便利です。

例)それぞれユーザ管理(グループ管理)でアクセス権を振り分けます。
XoopsHP  → 基本練習(操作方法およびデモ)
XoopsHP01 → インターネット入門コース
XoopsHP02 → インターネット初級コース
XoopsHP03 → インターネット中級コース
XoopsHP04 → インターネット上級コース
XoopsHP05 → プログラミング入門コース
XoopsHP06 → プログラミング初級コース
XoopsHP07 → プログラミング中級コース
XoopsHP08 → プログラミング上級コース
XoopsHP09 → パソコン雑学講座
XoopsHP10 → 卒業試験100問

それぞれは「独立モジュール」として機能し、それぞれのデータベースのテーブルも独立していますので、バックアップやメンテナンスも容易です。

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<成績メールの配信ルールについて>
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【送信サーバー設定】
メール送信サーバーに用いる環境は、XOOPS本体のSystem Configurationにある「一般設定」の「メール設定」を送信サーバーとして利用します。このため、System Configurationのメール設定が不当な場合は「内部エラーにより成績が送信されません」のでご注意下さい。参考情報ですが、XOOPSのメール設定で選択できる「SMTP」および「SMTPAuth」の場合、レンタルサーバーやプロバイダなどのメールサーバーを指定すると、サーバー業者のセキュリティ管理のひとつとして実施されている「大量メール発信拒否」などにより、メールソフトでは正しくSMTPAuthの設定をしているメール設定を登録しているにも関わらず、XOOPSなどのような「サーバー経由メール送信」が挙動不審に陥ることがあります。メールソフトで間違いなくメール設定を確認しているのに、いざXOOPSでメール設定をすると、いまひとつうまくいかない(送信が不安定)、というケースです。レンタルサーバーなどで発信クライアントの識別に用いるメーラーのヘッダ解析フィルタなどに引っかかっている、送信インターバルが短めなXOOPS経由メール送信が悪質大量メール送信者と間違われ時限的な送信拒否を受けた、と考えられます。(送信がうまくいったりいかなかったり‥‥)
これを解決するには、そうしたサーバー業者を使わずに、SMTPAuth準拠のものを利用しましょう。XOOPS対応サーバーと宣伝している某サーバ業者なのにも関わらず、同様のトラブル報告があったとも聞きました。XOOPSメール送信のインターバル制御は当モジュールでは行っていませんので、XOOPS本体をとりまくサーバー環境を改善されることをお勧めします。
(XOOPS側のサーバー負荷が高まりますが、手っ取り早くPHP Mail()を選択するのもひとつの手です。)

【送信先のルール】
当モジュールは学習成績の通知メールを「問題管理者」と「受講者」にそれぞれ1通づつ送信します。合計2通です。この時、受講者はログインしている「本人」ですが、一方、問題管理者とは「サイト管理人」ではなく「問題ファイル」を登録した講師となります。サイト管理人と問題管理者が「別人」または「異なるアカウント」で運営したい場合は注意が必要です。
つまり、問題ファイルの登録の際は必ず「講師」(問題管理者)のアカウントでログインして問題ファイルを登録する必要があります。講師にもモジュール管理権限を設定して下さい。サイト管理人のままで問題ファイルを登録すると、学習成績の通知メールは「講師」(問題管理者)には送られず、サイト管理人にメールが送られます。
なお、サイト管理人と講師が同一人物の場合など、成績通知メールの送り先が同一人物の場合は、これらを気にする必要はありません。

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<学習履歴ポートフォリオについて>
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学習履歴は、受講者と管理者(通常は講師)が閲覧することができます。ゲストは閲覧できません。受講者は「自分の成績」しか見られませんが、管理者は全受講者のデータを見ることができます。
結果画面はソートすることができ、解答者、タイトル、得点、完了日時などの順でソートできます。初期値では、完了日時の古い順でソート表示されています。

学習履歴は削除することができますので「削除」を押して削除して下さい。受講生または管理者が削除することができます。学習運営のヒントとしては、毎週1回の決まった曜日に学習履歴をコピペするなりプリントアウトなどして記録を残し、学習方針に応じて削除してゆくとよいでしょう。(そのまま学習履歴を残しても構いませんが、あっという間に膨大なリストになりますのでご注意下さい。=受講生次第)

なお、万が一の操作ミスによる学習履歴の削除が行われないよう、一括削除や自動削除などの人為ミスを誘発する機能は搭載していません。ご面倒でもひとつづつ丁寧に手作業で削除を行って下さい。

技能を有しますが、手動でMySQLadministratorを用いて一発で学習履歴を削除させることも可能です。テーブルの削除DROP後はCREATEを忘れずに!ポートフォリオTABLEは XHP01_results です。接頭詞は省略して説明しています。CREATE TABLEの内容は以下のphpファイルを参照下さい。
XoopsHP1.06/module/XoopsHP/sql/mysql.sql

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<制限時間を使った学習管理>
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通常の学習運営は受講生のモチベーションアップのために、自由に問題を解いて頂き、学習履歴を閲覧して学習意欲を動機付けさせることでしょう。受講生は、よい成績を残し、悪い成績を学習履歴から削除することもあるでしょう。しかし、最終試験などのように、受講者が学習履歴を消せないようにするためには、モジュール管理権限を使い、テスト試験日のみアクセス許可をさせて試験に臨ませておき、解答制限時間の後にアクセスできないようにさせると良いでしょう。

練習問題と本番試験のモジュールを準備してゆくと、本格的なeラーニングが実現できます。XOOPS本体のグループ管理機能を用いると、複数の受講者を簡単にアクセス権限の変更設定ができます。ボタンひとつで全員を一発でアクセス制限できます。また、HotPotatoesが持つ「時間制限付き問題ファイル」の作成機能を併用すると、より一層、制限時間付きの緊張感あふれるeラーニングが実現できます。

※全受講生へ一斉に本番試験を行うような場合はサーバー負荷も高くなります!成績通知メールの送信や学習履歴の記録が短時間に集中するため、予め余裕のあるサーバーを導入したいものです。

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<ユーザー名と本名について>
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当モジュールでは、成績通知メールと学習履歴に、XOPPS本体が搭載しているプロフィール機能のユーザ名(ログイン名)と本名を参照するように作られています。通常のXOOPSサイトの運用では、XOOPSの仕様上により、ユーザ名(ログイン名)のみで運営されるケースが多いのでは無いか、と思われますが、当モジュールではプロフィール欄に登録した「本名」real_nameの定義を引くように設計しており、成績通知メールと学習履歴に引用しています。

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<他人のプロフィールを見せなくする>
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サイト構築において、受講生の間で予め他人のプロフィールが見えないように、userinfo.phpおよびテンプレートを書き換えるとよいでしょう。system_userinfo.htmlテンプレートにある<{if $user_ownpage == true}>の部分が「本人照会」の識別ですので、ここをサイト運用環境に応じて作り替えると良いでしょう。テンプレートの更新は、モジュール管理画面から「システム管理」モジュールをアップデートして反映されますので注意が必要です。更にカスタムテンプレートを利用している場合は、テンプレートセット・マネジャーでsystem_userinfo.htmlを削除してから再び作成する必要があります。
userinfo.php
modules/system/templates/system_userinfo.html

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<タイトルおよびコースのソート順について>
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先頭の数字を書き換えると順番がソートできます。

タイトル名付与の参考例
1.インターネット技術者向け(入門編)
2.インターネット技術者向け(初級編)
3.インターネット技術者向け(中級編)
4.インターネット技術者向け(上級編)

※問題集が二ケタ以上の場合は、1,2,3ではなく01,02,03などのようにゼロ0を含めた番号を付与して下さい。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13...と付与すると
1,10,11,12,13,2,3,4,5,6,7,8,9...になりますのでダメです。
2桁の場合は01,02,03,04,05,06,07,08,09,10,11,12...として下さい。

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<その他の情報について>
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【アップデート】旧バージョン1.03以前->1.06
POST送出やリファラー関連などの処理エンジンを換装してありますので、1.03以前(1.03を含む)から1.06にバージョンアップする場合は、必ずHotPotatoesで制作した問題ファイル(html)の「再登録(更新)」が必要になります。くれぐれもご注意下さい(管理者ログインが必要です)

トップ→コース→操作(編集)から問題ファイル(html)を更新します。
SystemAdmin(管理者モード)でXoopsHPの環境設定で変更しても可能です。

※1.04および1.05から当モジュール1.06の更新は、FTPでモジュールを上書きすれば終わりです。問題ファイルをアップデート(再登録/更新)する必要はありません。(但しバージョン表示の更新のためには管理メニューからモジュール管理の操作でモジュールのアップデートを行って下さい。)

【サーバ環境】
MySQL 4.0.24-standard
Apache/1.3.33
PHP 4.3.4

【謝辞】
とてもリーズナブルで実用的な XOOPSeラーニングモジュール「XoopsHP1.00」および「XoopsHP1.01」を考案されたYoshi, aka HowardGee氏に深く感謝申し上げます。

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<サポートフォーラムについて>
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ご質問や詳しい説明は以下のフォーラムをご利用ください。
http://www.mailpark.ne.jp/modules/newbb/viewforum.php?forum=39

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This module is released under the GPL license.
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ダウンロード先(当サイト内)
http://www.mailpark.ne.jp/modules/mydownloads/singlefile.php?lid=6


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