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投稿者 | 掲載内容 |
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掲載日時: 2007/10/06 19:58 |
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ベテラン |
地味な話題を盛り上げていただきありがとうございます。しあわせだな〜、ぼかぁ。
Raspberry -- Pがあっても発音しない、不思議な単語の一つ。今読んでいる本の切り売りですが、アメリカでもイギリスでも、子供たちは、ほうっておくと、catch - catched -catched という変化形を使うそうです。このほうが規則性から言えば自然なのですが、伝統の圧力によって正当とされる変化形に強制されるというのが興味深かったです。 間に合わせに、クラッカーにつけて食べようとラズベリージャムを買いました。よく見かけるあまり大きくないビンです。「サンダルフォー」という会社のものだそうですが、この名前をネットで最初に見たときには、履き物かと思いましたね。調べたら、St. Dalfourというフランス名で、「サン・ダルフォー」と区切るべきもので、実物のビンには中点が入っていました。でも、フランス語はよく知りませんが、Dalfourも「ダルフォー」みたいになるんでしょうか?なんとなく「ダルフー(r)」のようになるような気がするんですが… ラズベリーの味は、他のベリー系に比べると個性が強いように感じます。今の食品は、一般的に薄味になったり、なんでも薄ら甘くなったり、あくの少ないものが好まれるようですが、昔は、味が濃かったり、あくの強いものが多かったような気がします。取り寄せているレシピの本も30年ほど前に出版されたものなので、ラズベリーケーキもそんな昔の味の仲間なのかもしれません。 Mozart -- 「神に愛された」とはよく命名したものだと思いますね。お父さんにも大きな先見性があったのかもしれません。Mozartの音楽が多くの人に受容されるのは、自然法則という言葉も含む広い意味での自然に従って作られており、浸透圧の差が極めて小さく、すっと聴き手に入っていくからのように思われます。これに対して、大Bachの音楽は、よくたとえられるように荘厳な建築物を思わせます。万人にとって、すっと受け入れられるものではないかもしれません。しかし、これも、homo faber(つくる人)が先鋭化した好例として大きな自然に含まれ、時代洋式も反映した、ダイナミックでコントラストの強い美を楽しませてくれます。この意味では、Bachの作品のほうが人間的ということができるかもしれません。その場合には、Mozartの作品は自然的・神的ということになるのでしょう。 おもしろいことには、いずれの作品スタイルも、その時代の音楽様式から逸脱していない、または、その時代の様式を高度に彫琢した結果になっていることです。しかも、こういう芸術作品が、当時にはそれほど評価されずに後代になって大きく評価されるというのも興味のあることです。美が、時空を超えるものの一つであることを改めて思い起こさせてくれますね。 (こんなふうに、お菓子の話からいろいろに話題が広がっていく流れが好きだな〜) |
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タイトル | 投稿者 | 日時 |
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ラズベリージャムケーキ | アモ | 2007/10/02 17:33 |
Re: ラズベリージャムケーキ | ほのか | 2007/10/04 04:05 |
Re: ラズベリージャムケーキ | アモ | 2007/10/04 10:03 |
Re: ラズベリージャムケーキ | ももともこ | 2007/10/06 08:25 |
Re: ラズベリージャムケーキ | ほのか | 2007/10/06 08:46 |
Re: ラズベリージャムケーキ | ももともこ | 2007/10/06 11:56 |
» Re: ラズベリージャムケーキ | アモ | 2007/10/06 19:58 |
Re: ラズベリージャムケーキ | ももともこ | 2007/10/06 23:55 |
Re: ラズベリージャムケーキ | アモ | 2007/10/07 00:21 |
Re: ラズベリージャムケーキ(ジャム・タルト) | アモ | 2007/10/12 02:01 |
Re: ラズベリージャムケーキ(ジャム・タルト) | ほのか | 2007/10/12 05:54 |
Re: ラズベリージャムケーキ(ジャム・タルト) | アモ | 2007/10/12 09:11 |
Re: ラズベリージャムケーキ(ジャム・タルト) | ももともこ | 2007/10/12 14:01 |
Re: ラズベリージャムケーキ(ジャム・タルト) | ほのか | 2007/10/13 00:06 |