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枝垂れ桜の満開を迎えてより、はや一週間。 その間、過酷な大嵐にも見舞われ、枝垂れ桜よりもさらに一週間早く満開を迎えたソメイヨシノの花は、既に見る影もない。 そんな折に、まだ、桜について語る気なのである。
そう、耐えたのである。 若干の山間にあるその枝垂れ桜の名所では、平地に比べてやや季節の到来が遅い。そのホンのわずかの差が、大嵐による花の全滅を防いだのである。 もちろん、最盛期の先週に比べれば凋落の感は否めないが、今まさに最盛期を迎えた牡丹桜(八重桜)の威光も借り、十分に見るに堪える花姿である(写真左)。人が少ない分、先週などよりもよほどのんびり花見を楽しめるくらいである。 そんなわけで、3週目となる桜の記、開幕である。
さてと。凋落といっても、それはソメイヨシノと枝垂れ桜の主要品種に過ぎない。実は、まさしく今の今、最盛期を迎える桜だってあるのだ、この、名古屋の地で。上に挙げた牡丹桜がその一つである。
...とは言いつつ、私にとって、牡丹桜は若干の**反則**であった。 確かに、桜である。詳しくは知らないが、植物分類学的には紛れもなく桜なのであろう。 だが、花と葉が同時に出てくる咲き姿、手毬のように部分部分に密集して咲く咲き姿。なんとなくボッテリしていて、ソメイヨシノや枝垂れ桜に見られるような繊細さ、儚さがあまりない。周りの風景ににじむように繊細に風景を染め上げるのではなく、「花と葉の塊」がまだらに咲く、ちょっと主張が強い花なのである、下記写真(左写真の奥に写る濃いピンクの花、および、写真中)のように...。
...うん? 下記写真...? ま、まぁ、何というか、コレはこれで良いじゃないか...。確かに、輪郭のはっきりした大きめの花ではあるが、決して悪くない。空気ごとピンクに染め上げるような、ソメイヨシノや枝垂れ桜の細やかなボリュームにはかなわないが、一つ一つの花の存在感や自己主張、決して悪くない。 と、41年間生きてきて、こんなことを今更再認識する体たらくでございます...。#そんなわけで、花好きの風上にも置けない未熟な自我をさらけ出しつつ、読者様がほとんどいないことをいいことに、勝手なことをブツブツ...(^^;;
さてと。 現在最盛期(ちょっと過ぎ)の桜、そのもう一つは、枝垂れ桜の一つ「雨情枝垂れ」(写真右)。 ...文句なしである。一つ一つの花は通常の枝垂れ桜よりも若干大きめだが、花が途切れなく枝を覆い、風に揺られて豪華で優美な流線を作り出す。私が最も好きな桜の一つ(そう、「最も好きな花」は一つではないのである)、その雨情枝垂れをこの桜の季節の終わりに堪能できる幸運と幸福を、じっくりと噛みしめるわけでございます...//
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