FlashPlayer11βテスト どこの動画サイトも例外なくジャギー発生を確認
代表的なYouTubeからですが、いろいろなパターンでやってみると、完全なスムーズ化(video.smoothing)にところどころ失敗しており、フラッシュ11のバグではないかと思われます。ニコも同様にジャギーを確認。
埋め込みタグによる持ち出しの場合は更にひどくなり、公式サイトでの放送と異なりスムージングに失敗すると補正もきかなくなり、リロードしても荒れたままになるようです。キャッシュ削除も無意味。
これだけではわかりにくい映像かも知れませんが、まあ、フラッシュ11はこんな感じということでした。動画の再生が軽いようですが、ビットマップを洗ってみると実際にはFPS欠損とビット抜けによる高速化なので、実質は早くなってはいないようですね。(ようつべ、ニコ共に)FPSが欠損して高速に見えるだけ。ビデオカメラでスロー撮影して再生するとコマ落ちしているのが見えました。フラッシュ11。
また、不思議なもので、NVIDIAドライバだけはハードウエアアクセラレーションをOFFにすると動画サイトのスムージングが適正になります。RADEONのXシリーズは同じフラッシュ11でそのままスムージングが有効なので、フラッシュ11の問題というよりグラフィックドライバがフラッシュ11のハードウエアアクセラレーションへの対応の差と考えられます。
まとめ
フラッシュ11は見た目は高速に見えるが早くなってはいない(単にコマ落ちによる高速化)
アドビの正規リリースまではフラッシュ10.3がベスト(PC安定など)
フラッシュ11ではグラフィックドライバや動画サイトの動画プレイヤーによってスムージングが損なわれるバグがある。
→ 対策コードが出るまで待ち。グラボメーカー側の対応では無いか?と予想される。コミュネスも例外なくフラッシュ11βでは映像のスムージング処理が欠落してしまいますね。というか、対応しているサイトはまだ存在しないようでした。(ようつべ、にこ動、ずみ、フロープレイヤーで必ず荒れます。全画面にすると補正がかかてもまた通常サイズに戻すと荒れるなど、偶然、たまたま綺麗にみえていてるだけで、じっくり観察してみると、必ずビデオスムージング処理がおかしくなっているようです=NVIDIAドライバだけに見られるバグのようで、RADEONのグラボでは確認されませんでした。
いちおうまとめブログ
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2011年07月23日