WLToys V911 サーボ不良 制御不能および謎のフラッターの原因の実例
サーボ不良によるフラッター現象を捉えた動画です。送信機の電源ボタンを入れたままニュートラル状態を撮影したものです。
再生時はサウンド音量に注意!「ニュートラルって言っても動画ではサーボがプルプル動いてるよ?」と気づいた人も多いでしょう。でも、これ勝手にサーボが動いてます。
サーボのモーター音で「ああ異常だ!」と気づいた人も多いんじゃないかな。こんなスーパー曲芸的なスティック操作は無理ですな。1秒間に50回くらいプルプル!(ハドソンの高橋名人ですな。古いですな。)
近くに2.4GHzに干渉するようなものは無く、無線LANもここには届かない場所なので干渉原因はありません。同じプロポ送信機でありながら、別のヘリではまったく干渉しない。このヘリ単体のサーボ受信機の勝手なジャミングですな。
ホバリング中に突然の操作不能、ベアリングやローターバランスも調整したばかりなのに前後左右にバタつくといった原因は、サーボの微細なフラッターの可能性があります。
映像でも捉えていますが、フライトさせた経験者は、ぜひ「サウンド音」を注意して聞いてみてください。プロポでは操作できないほどの超高速でジリジリビリビリと激しいサーボの誤動作の振動音が聞こえるでしょう。
映像ではそこまでとらえきれないので、音で聞き分けてみてもらうと、いかに微細な振動でサーボがビリビリ勝手に動いているか、気づいて頂けると思います。
これではホバリングできませんな。ヘリ講習会の生徒さんの墜落した実機のボランティア無料修理から貴重な映像です。ざっと50機と言ったら大袈裟かもしれませんが、おおむね50機に1〜2機はこのフラッターが起きやすいものが混じってる感じですね。
ラジコンRCヘリコミュニティ記事(お気軽にご参加どうぞ)
http://communes.jp/sns/?p=topic&cid=228&tid=3460&s=0#14
2014年12月10日