あきたこまち☆
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「標準のアローケーションサイズ」「512バイト」「1024バイト」「2048バイト」「4096バイト」と選択があるのですが、どれを選べば良いでしょうか？
何かが異なってくるんでしょうか？
クイックフォーマットと通常のフォーマットも違いますか？
ウインドウズに優しそうなのでDOSではなくNTFSにしようと思っています。

ほのか
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以前、受講したコミュネスの無料ＩＴセミナーでの受け売り回答になりますが‥‥‥
かなり参考になるかも知れませんので回答いたします。（当時の受講メモより）

フォーマットは、いろいろ安心を考えるなら通常のフォーマットがお薦めです。万が一、製品管理ミスでウイルスが混入していた製品などからの被害も完全初期化してしまうので防げます。クイックでもヘッダーだけは対応できますが、なんかの拍子にヘッダー部分が復活すれば、バイナリのウイルスの挙動は防げませんが、通常のフォーマット（物理フォーマット）を購入直後に１回実行してあれば、製品管理ミスのウイルス混入でも何も被害は生じなくなります。

ちょうど原理で言えば、昔のカセットテープで「冒頭だけ無音で録音」しておけば見た目はカラッポになりますから、頭出しして録音すれば確かに録音できますが、そこでブチっと録音を切って、そこから再生すれば何やら自分には関係ない内容（もともとのデータ）が再生されて気味悪いというのが「クイックフォーマット」です。関係ない内容の部分が、たまたまウイルスの再生ポイントにかぶれば消したはず？のウイルスが再発するといった問題も１００％無いとは言い切れません。（クイックフォーマットで破損されたヘッダーを自己修復するウイルスも存在します）

通常のフォーマットは、きちんと頭から終わりまで無音で録音して完全に昔の記録内容を消す作業になります。途中から再生しても無音のままですから安心です。ウイルスもキレイに消毒されて、まさにローラーでしっかり潰して消毒して殺菌した状態ですから、もしも途中から再生してもウイルスが発病することは１２０％以上完全にあり得ません。それであり得たとすれば、ハードディスクが壊れています。（物理的なＨＤＤ仕様の製造条件を満たしていないことになります）

頭出しだけちょっと消すのと、テープをすべて無音で録音するのと、時間で比較すればとんでもない時間になりますが、そこは物理特性ですから諦めましょう。４ＴＢをフルで通常フォーマットすれば、下手をすれば半日くらいかかります。（夜、睡眠中にフォーマットさせておくと良いでしょう）

フォーマット時に「標準アロケーションサイズ」を選択すれば、2GB以上のドライブは自動的に4K固定になります。2Kと比較して4Kステップは若干読み書きが早くなりますが、Macなどで専用NTFSドライバなどの速度互換性も落ちます。Windows7で比較しても2Kも4Kもほとんど差は無いですが、容量に若干の差が出てしまいます。

1Kで済むアイコンも、すべて4K扱いになりますから２倍の領域が減る計算になります。すべてが100MB以上の巨大ファイルで99%保存されているのであれば問題ありませんが、フォルダーもファイル名も「バイト単位」ですから、そこもすべて4Kの扱いとなりますので、実際には2Kと4Kでは２倍以上の差が生じます。

http://support.microsoft.com/kb/140365/ja

なお、以下のように手動でコマンドプロンプトを使えば64Kのアロケーションユニットでフォーマットが可能です。そうしておくことで、動画ファイルの転送など「大容量コピー」で2倍近いコピー速度が得られます。10分近く掛かっていたコピーが、たった5分で終わる計算です。MacOSXのNTFS-3Gにも64Kアロケーションは対応しており、MacOSXでもスピード向上の恩恵も得られます。USB3を導入しなくても、USB2でもこのテクニックだけで２倍のスピードアップが可能です。Writeモードが高速化、つまり書き込みと削除が早くなります。大容量の動画などは、特に読み込みが早くなくても問題ありませんので、別に120倍速再生で見るわけではありませんから、転送バックアップしたりドライブに書き移したりするスピードさえ早くなればいいので、この６４Ｋアロケーションサイズは魅力的なテクニックと言えるでしょう。

なお、USBメモリーでも速度向上の効果が得られます。書き込みが遅いと思われるUSBメモリーは向上出荷でFAT32+4Kアロケーションになってたりしますので、以下のテクニックでNTFS+64Kアロケーションにフォーマットしてしまうと使い勝手が向上します。製品によっては、製品のクレームの事情によって、同じ型番のUSB製品でも、古い製品は速度重視で64Kアロケーションでフォーマットされていてスピードが早いものの、新しい製造ロッドはクレームにより互換性を重視してしまったためFAT32+4Kで書き込みが重過ぎる仕様になっていることもあります。



リターン後、現在のドライブのラベル（名称）を聞いてくるので正しく入力する。うまくラベルの認証ができない場合はウインドウズのＯＳ側でドライブの名称で半角英数字で「4000GB」とか「TEST」などにしておくと良いでしょう。該当のドライブ上でアプリか何か動かしていたりすると、別のプロセスによって使用されているためFormat出来ない表示が出ますが、マウントを強制的に解除（Y/N）でYを選べばフォーマット可能です。

D:ドライブ指定(Dドライブ)
/FS:[フォーマットシステム形式] (NTFS)
/A:[アロケーションユニットサイズ] (64K)

データ測定比較
http://www.putise.com/stress-test/iometer/iometer-allocation-unit-size

という感じになりますので、上級向け仕様であれば、手動でコマンドプロンプト（スタートメニュ→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト）を起動して、上記のコマンドを手動で実行すると良いでしょう。

書き込みや削除でびっくりするほど早くなります。しかし容量は標準アロケーションサイズの4Kと比べても16倍も消費しますので、64K以下の小さなファイルがひしめいてるようなアプリケーションなどでは容量がカツカツになってきます。

主に動画などの大容量ファイル向けといった感じになりますが、64Kがひとつのポイントですから、最近のアプリケーションもひとつひとつのDLLなども64Kを超えているものが多いので、理論的な解釈ほど、たちまち容量がパンパンになってしまうということもありませんので、動画＋アプリ＋書類＋ゲーム＋写真の保管というような一般要素であれば、上記の６４Ｋアロケーションサイズにするといろいろメリットが高いと思います。

ちなみに私個人的には常にＮＴＦＳで６４Ｋです。
更に余談ですが、HDDのサーモ（発熱チェッカー）でもアロケーションサイズが大きいほど発熱が下がります。シークポイントがアバウトでも良くなるためでしょう。ヘッダーの動きが細部にまでガチャガチャ識別してロッドがかき混ぜられることなく、６４Ｋ単位でジャカジャカ書き込むため、挙動エネルギーがずっと下がるようです。（アロケーションサイズが大きいほどオーバーヘッドが低下する＝効率アップ）

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