回答受付中 [ 暮らしと社会 ] 2013/06/13 13:55
質 問
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牛乳は健康を害する、という記事がfacebookで流行してますが
あれって本当ですか?
牛乳は本当に健康飲料? http://www11.plala.or.jp/fumimaru-web/o-gyunyu-1.html 中には、牛乳を子供に注射すれば死ぬ、というような記事もあり、そもそも臨床試験においてそんな人命に直結するような乳成分の静脈注射なんてやったのでしょうか? それはいつの試験のデータなのでしょうか?(当然、公報で開示されているはずですが・・) そもそも日本は農耕民族だけに、畑や田んぼを耕作するために、弥生時代あたりから既に「牛力」「馬力」を使っていた史実がありますが(遺跡の農具で証明)、当然、これら動物の乳たんぱくは飲用してきた民族と考えられます。 もともと農耕民族つまり牛乳を飲む習慣の日本人にとって、ミルクが健康を害する、という理由がわかりません。もちろんリンク先を批判したりフェイスブックの記事を批判するつもりはありませんが、どうにも意味がわからないというか、証拠が乏しく、その論拠がまったく理解できないのでよろしくお願いします。 1、日本人は農耕で家畜を使わなかったという証明 2、家畜がいたとしても「牛はいなかった」という証拠 3、日本人は牛乳ないし動物乳たんぱくを一切摂取しなかった証拠 この辺を証明する「遺跡・発掘」の情報をお寄せいただければ幸いです。 ミルクは死ぬ、毒である、注射する、などが読み取れると思います。 |
2013/06/18 16:50
回 答
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FBの投稿記事読みました。根拠の薄いひどい記事ですね。
タンパク質はアミノ酸に完全に分解されるまえに体内に入り込む、つまりペプチドで体内に入ることはありますよね。 ペプチドの毒性はかなり研究されていて、いわゆる生物の毒はほとんどがペプチドです。しかし、牛乳の成分から分解されたペプチドに毒性があるはずはないですね。 むしろ心配なのは、牛に使われている抗生物質などの薬剤や飼料に含まれる薬剤の方じゃないでしょうか。牛乳を攻撃すると得をする業種があるんでしょうか。 |
2013/06/14 03:44
回 答
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牛乳が健康を害するかという点について、日本人が遺伝子レベルで乳糖などに耐性が強いかどうかも重要です。が、母乳と牛乳との成分比較からすると、定性的に牛乳に毒性のある成分が含まれているといういことは無いようですね。
母乳はタンパク質、灰分(ミネラル)含有量が低く、糖質含有量が高くて、脂肪含有量は大差がないようです。 母乳のタンパク質は、牛乳に比べてカゼインが少なく(母乳1.9%、牛乳1.1%)、乳清タンパク質の割合が高い(α−ラクトアルブミン:母乳0.16%;牛乳0.11%、免疫グロブリン:母乳0.14%;牛乳0.07%、ラクトフェリン:母乳0.15%;牛乳0.01%以下、リゾチーム:母乳0.04%;牛乳1×10−5%以下)。 なので、どの民族にとっても毒性があるわけではなくて、日本人が他の民族に比べて分解しにくい成分があったり、分解後の成分の及ぼす作用の程度に差があるのかもしれませんね。 そうすると他の民族との比較が必要なのではないでしょうか。 どの成分が健康を害する傾向があって、その成分の分解と分解された成分がどう作用するか、あとは、民族間の分解しやすさと及ぼす作用の程度の比較で明らかになると思います。 |
2013/06/13 14:40
回 答
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日本では645年頃の歴史でもわかるように、牛乳ミルクの飲用また発酵乳(チーズ)を古くから食してきました。農耕民族だから、家畜である牛の最大利用をしてきたことは、当時の発掘品などでも伺い知ることができます。
やはり同じことは日本Jミルクのホームページでも書かれています。 http://www.j-milk.jp/aboutmilk/kiso/rekishi/8d863s000003cfdw.html それが本当か嘘かという話は、誰にもわかりませんが、残された書物や発掘品などの情報からは明らかのようです。またモンゴル(中国)の流れからも、現在でもモンゴルやチベット方面では家畜から飲用ミルクや発酵乳を食していますので、日本人はそれらの文化を600年〜頃から受けついていることは明らかで、これらは生きた証人ともいえるでしょう。 では、なぜ明治以降からミルクが到来した、という話になっているかと言えば、江戸時代にいろいろな変化であまり好んで食すことは無くなっていた時代があったのも事実です。しかし更に1000年前からこれら乳製品の分解機能は体内に遺伝子レベルで搭載されていたわけですから、それを栄養に変化させる機能は備わっていたと考えられます。ゆえに、明治に再伝来したミルクで壊滅的な健康被害を訴えた人だらけになった、ということは無かったようです。 現代においては、ミルクの過剰摂取による健康被害も「体質」によって生じることもまた事実でしょうが、その背景にはアレルギーなどのいわゆる「体質」に影響されることがほとんどですから、もっと別の要素を疑う方が正しい論拠かと考えられます。環境ホルモン、放射能汚染などによる遺伝子障害による体質の悪化、アレルギー、摂取機能、分解能の低下など。 ミルクが毒ではなく、分解できない人もいる、ということかと考えられますし、人によって個体差で異なる問題と思います。明らかに毒物であれば、国の衛生基準で販売禁止にならなければおかしいと思いますし、禁止されて当然と感じる多大な健康被害を受けた国民だらけになっていなければ、それもまた妙な話です。 チーズは飛鳥時代日本でも作られていた http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1287993787 |
更新日時:2013/07/27 15:33