回答受付中 [ スマホ・携帯 ] 2015/04/19 23:15
質 問
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iPadの香港版、アメリカ版、ソフトバンク版の違いって?
SIMフリー版のiPadの質問ですが、香港版、アメリカ版(AT&T)、アメリカ版(アップルストア)、ソフトバンク版などについて教えてください。よくわかっていないのが、ソフトバンクのiPadならドコモ以外はSIMフリーだから海外SIMは何でも入るから「ソフトバンクもSIMフリー版です」、としてヤフオクで売られていることがあります。
でも、私の持っているipad2はソフトバンク版ですが、ドコモのデータ通信SIMを入れても圏外になってしまいます・・・・まったくSIMフリーでは無いのですが、なぜ、SIMフリーとして売られているのでしょうか? |
2015/04/19 23:47
回 答
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結論から言えば、ソフトバンクのiPadはすべてSIMフリーではありません。
また、同様にアメリカ版(AT&T等)もSIMフリーではありません。 完全SIMフリーは代表的なものを示すと、香港バージョンとアップルストア版の2つです。これはどちらもSIMロックシステムが実装されていないIMEIコードです。つまり初めからSIMロックフリーの状態です。(むしろロックが出来ない) では、なぜ、SIMロックされているにも関わらず、 海外SIMフリーでオークションで売られているのか? 勘違いしてしまいますよね。(私もそう思います) SIMフリーという単語検索で優位に表示させて、露出をアップさせて高く売りつけるというのは常套手段ですが、実はアメリカ版(AT&T)など、海外モデルは日本国内ではSIMフリーと同義の動きを見せます。 まず、勘違いの元になっている「ソフトバンクのiPadはSIMフリー?」というのは肝心な主語が落とし穴なので注意して頂きたいです。 その主語とは、ずばり「海外」です。 iPadのSIMロックの概要は、特定のキャリアだけ使えるようになっているようなiPhoneタイプのロッキング機構ではなく、一定の国において、特定のキャリアだけが使えないようにするロック方式です。 つまり、SIMロックされている日本のソフトバンクのiPadは、特定の地域つまり「日本」において、ドコモのSIMだけ使えないようにロックしているわけです。 ですから、日本のソフトバンクのSIMロックされているiPadをアメリカでドコモ以外のSIMを刺すと、SIMフリーと同義の働きを示します。 つまり「海外においてはSIMフリー」ということです。=主語が「海外」 ソフトバンクのiPadを海外で使えば、つまりドコモ以外のSIMを刺せば、すべてSIMフリーと同義の動きを示すことから、ソフトバンクのiPadでも「海外で使うならSIMフリーです」といった表記をオークションサイトで見かけることがあります。 ベテランバイヤーのプロならサッとわかる話ですが、いわゆる自称セミプロやマニア、そして素人さんには勘違いしやすい表記ですよね。 完全なSIMフリー版は、香港バージョンとアップルストア版と覚えてしまうといいでしょう。いろいろなiPadの中でも、とくにとりわけ香港バージョンが「価格が高い」というのも、そこが理由となっています。 ソフトバンクのiPadを日本国内でつかうのであれば、ソフトバンクに代わるデータ通信SIMはドコモになりますから、ドコモのSIMが使えないようにロックされているわけですから、日本で使う場合はSIMロック状態になるというわけです。 アメリカ版といっても、AT&A版などもソフトバンクと同様にロックされていますから、アメリカのほぼ主要なSIMがロックされています。 アップルストア以外における完全なSIMフリーのipadは香港バージョンとなります。また香港ipadはかなりのレア品ですから、入手が難しいですね。 iPad3では、下駄にキャリア番号を上書きさせてSIMフリー化させる手はありますが、スリップダウンが大きいので、GEVEYでドコモのキャリ化で下駄させても電池がみるみる減りますね。もともと下駄のPCB回路で電気喰いますからね。 もしSIMフリーのipadをお探しであれば、香港バージョンかアップルストア販売品を探すのが正解ですね。ただし、どちらもレアですから、アップルストア品ははじめから在庫を絞っていますし、香港バージョンはオークションサイトでも出品があれば即完売といった感じになりますよ。 余談ですが、私の本業はパソコン修理、スマホ修理、プログラム開発はもちろん、長年のパソコンやサーバーやスマホ携帯のリセーラーのプロなので、古物商のプロでもありますし、いろいろなオークションに登録済です。レア品をプロに仕入れてもらって、それを僅かな手数料を上乗せで購入する方が賢いとは思いますよ。 アマチュアで手を出すと、赤ロムによる差し押さえや、不慮による青天井のパケット代の請求といったトラブルにも巻き込まれます。万が一のパケット代100万円の請求でもへこたれない実力と財産があれば構いませんが・・・・(余談でした) SIMフリーのipadを手に入れても、APNのプロファイルが上記のようにパケット料の問題に抵触しないようによく考えてセットアップしたり、必要に応じてジェイルブレイクしてプログラムを書き変えて、パケット料が青天井にならないように安全に使えるように対応したり、そうした技術料やノウハウ料は「本体の料金に含まれていません」ので、あまりアマチュアさんが手を出すと火傷することもありますのでご注意ください。 手に入れたら・・・ 1、IMEI確認(赤ロム・盗難品・本来入手前にやるべき) 2、APNセットアップ(パケットや速度やチャージ、サービス構成) プロに任せた方が間違いありませんが、最低でもこの辺はチェックしておかないと、SIMフリーだからとヌカ喜びしたあとで痛い思いをすることもありますから注意しましょう。 |
更新日時:2015/04/20 01:06