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2017年4月9日の日記/スレッド表示
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桜を訪ねて三千里....まぁ、実は、三千メートルくらいかもしれないが、とにかくウロウロと彷徨っていた本日。 メインの桜以外にも、目に留まった花や鳥を、激写である。
という訳で、青紫が目に付く、ムスカリ(写真左)。色も形も特徴的で、風に揺られてちょっと目を引く、春の花。
木陰の奥に隠れて、なかなか撮影できない、アオバト(写真中)。ハトでありながら結構珍しい鳥で、これを狙って、多数のカメラマンが、大砲みたいなカメラを三脚に固定して、ポッポを待つのである...。私のようなポッと出のなんちゃってカメラマンではなかなか良い写真など撮れないけれど、たまたま本日目撃したので、激写。まぁ、肝心のクチバシ近傍は枝に隠れて見えないけれど、このハトのカラフル具合は一応わかる程度に...(^^;;
そして、川べりの「イツメン(*注)」、百舌鳥(モズ:写真右))。本日のモズは、なぜか後頭部に派手な**寝グセ**が..?(^^;; どこで寝てたのやら...//
今は、桜に隠れて色々なものを見過ごしているかもしれないけれど。 それでも、未だ残る沈丁花の香りに心溶かされ、芝桜とソメイヨシノのコラボにうっとりとし、名前も知らない鮮やかな花に心奪われ、川の中の変わらぬ面々(鯉とか亀)に癒され...。
自然の恵みは、いつでも健在、と、実感。 そう、「ついでだのなんだの」だなんて、見る方の都合に過ぎない。たとえ一時期脇役に追いやられていようとも、それぞれの存在は、それぞれのやり方で、ただそこに一生懸命あり続ける。たとえそこに目がいかない時があったとしても、居るべき者が居るべき場所に在り続けること、この貴重な価値を、忘れないようにしていきたい...//
*注: イツメン=いつものメンバー、らしい...//
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恵みの雨上がりである。 そう、昨日から断続的に降り続いていた雨であるが、夜半に激しく降った後、午前中に止んでくれたのである。
もちろん、出番である。 昨日は私の実家近傍で最も盛んに咲く場所を徘徊したので、本日は、我が貧乏長屋近傍で最も盛大に咲く2か所へと、お出かけである。
どちらの場所も、キロメートル単位で断続的に続く長い桜並木である。最初に訪れたのは、住宅街を斜めに突っ切る散歩道、両側からの桜のアーチの下を散策できる、いきなり**最強クラス**の隠れた名所である。左写真のような並木道が、ずっと続くのである。数年前に桜の下での宴会が禁止されて以来、「ただ桜を楽しむという最高の贅沢」が許された聖地である。風が強い日ではあったが、そのおかげで、花はまだ元気なのに花吹雪を浴びることができるという特典付である。この花吹雪をもって、長い**春の始まりの終了**を心の中で宣告し、花霞の中を泳ぎまわるのである....。(ちなみに、筆者が泳げるのは花霞の中だけであり、水の中ではなぜか沈むという特異体質と長く付き合っている。) この並木道だけでも、端から端まで歩くのはかなりしんどい長さである。途中で大きな道路に何度もさえぎられるため、程々のところで、2か所目へ。
次の場所は、小さな川沿いの桜である。主に河原の片側の並木であるが、**水際の桜**という、王道中の王道である。 もちろん、そのアーチをくぐって散策できる(写真中)。 既に夕方近くになっていたが、ここにきて、空を覆っていた雲が払拭され、待ちに待ち、望みに望んだ陽の光と青空である。柔らかな夕方の日差しと、水面からの照り返しに仄かに光り輝く桜。幻想的だといえばそれまでだが、こんな幻なら常に見ていたいと、改めてこの天の恵みに感謝。
そう、何という僥倖だろう。この週末の日曜日に満開、そして、ギリギリの雨上がり。強い雨にも花びらが痛めつけられたり散らされたりしていない、ギリギリのタイミングだったのである。次の雨は、この姿のままやり過ごすことはできないことだろう。今年の桜は本当に心配していたが、フタを開けてみれば、この素晴らしく清楚な女王の全盛期に謁見を許され、その高貴なお姿の前にひれ伏すことが叶ったのである。 天の配剤、天の恵み。自然に優しくされると、本当に心が躍る...//
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