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2017年6月18日の日記／スレッド表示
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ロングテールとベルカーブ...というのは、物理現象から社会現象まで、多くの分野で出くわす確率論的な考え方の一つである......みたいなことを唐突に書きだすと、筆者を含めてそれ以上読む気をなくすので手短に...。要は、ある現象が起こる確率は、ピーク（平均）になる条件から幅を持つ、ということで、平均身長が160センチのクラスでは、身長160センチの生徒が最も多いが、数は少なくなるものの、150センチの生徒も170センチの生徒も一定数おり、さらに数は少ないが145センチの生徒も175センチの生徒もいる...といったような、分布を表すときに使う。標準的な分布は、釣り鐘型の形状をしているベルカーブで、平均からあまり大きく外れた事象は起こらない（例えば、上記のクラスでは、身長2メートルの生徒はいない）。
それに対して、ロングテール（長い尻尾）の世界では、確率は小さいものの、平均からかなり外れた桁外れの現象が起こり得る。例えば、東日本大震災のような巨大災害、サブプライムローンからリーマンショックへの一連の経済災害などがそれにあたる。まさしく、平均から大きく外れたような桁違いの現象が、「長い尻尾を引くように」分布の端の方まで伸びているのである。
「〜年に一回起こるような事態」という表現は、実はベルカーブのような分布を想定しており、こういった事態は、ある程度、過去の経験から予測できてしまう。常時のリスク管理は、このような想定の下に行われる。
それに対し、ロングテールの世界では、そもそも、「想定外の」大きさの事象が起こりやすく、リスク管理は格段に難易度を増す。これが、自然災害などへの対応の本質的な難しさである。
�ヽ領┐肋�さいものの規模は極めて大きく、
�△修譴�いつ起こるのか、過去の状況を見ても全然予想がつかない
という訳である...。
さてと。何の話をしているのだろう...と、書いている本人が一番不思議なわけだが、実は、たった3枚の写真を載せたいが故に、この壮大な風呂敷を広げたのである...。
という訳で、今年も採れ始めました、夏野菜〜〜！！
野菜の収穫というのも、まずは適期...旬というものがある。
そこからずいぶん離れた時期にいきなり一つ、実が生ったりもするわけだが（通常は、そのような実は株の成長を優先して摘果してしまうのだか）、そのような「ロングテール」は、安定的な収穫適期とは関係がない。
だが、週末農夫の見た本日の夏野菜は、まさしく収穫適期の始まりを示唆しており、ロングテールの不安定な世界から、ベルカーブの安定した世界へ移行したことを示している。これから、釣り鐘のピークへ向けて、良い実が次々と収穫できますように...m(_ _)m
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コメント(4)
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