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1993年創設 メールフレンド専門サイト 健全で安心 |
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2017年3月11日の日記/スレッド表示
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某所で交流のある方がこちらを利用していると聞き、登録してみた。 こういうコミュニティーサイトは、なんだか久しぶりだ。
さてと、6年前の今日、我が国を大変な災害が襲い、多数の死者と行方不明者を出した。遠く離れた、私の住むこの場所もずいぶん長く揺れて、ただごとじゃないと息をのんだ。帰宅して詳しい情報を知った後は、さらに息をのみ、現在進行形で進む原発事故や救助活動は、むしろ非現実的ですらあった。
今でもこの災害は終わっておらず、行方不明の方を探し続ける人、まだ避難を余儀なくされている人、新しい場所になじめない人など、耐えきれない痛みに耐えるを余儀なくされている人は多数いる。 長年親しんだ仕事や故郷、近しい人を失った痛みは、6年という時間を経ても癒えることはないんだね...。
この「終わっていない災害」は、個々の人だけではなく、社会の問題も生み出し、また、あぶりだした。瓦解して行く地域社会、原発をはじめとする科学技術への不信感、ある地域社会を維持して行くということの難しさ、復興にまつわる多数の迷走...。そしてそれは、解決の筋道さえ見出されていない。また、災害は来るというのに。
未曽有の災害がもたらした悲劇と混乱。この記憶を風化させてはいけない、と、メディアは叫ぶ。 そして、それは正しい。現実の危機としてこれを直視し、対策を打ち、可能な限り救済し、再発を防ぐ(あるいは、被害を最小限にする)。こうして、強靭で寛容な社会を築き、引き継いでゆくことが、世界有数の災害大国に生きる私たちの逃れられない宿命だ。
そして、その先に、この悲劇を過去の物として「風化」させていける...つまり、悲しみが吸収されて再生への希望が芽生え、事故や災害への社会不安が安心に転化できる...、そんな社会が訪れることを、切に望む。
手向けられる花は、ごくごくありふれた、だからこそ安心できる、身の周りの自然から...//
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